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「上手くいっていない」ことを誰にも相談できない・・・・・自己啓発本には載っていない現場視点の「孤独な社長の裏マニュアル」です。

有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第58回】16万部のメルマガを誇る自画自賛が数字を見つけるコツ

2014年08月28日|トラックバック(0)

POINT

『16万部を超えるメルマガ』
『長短は裏表』
『チャンピオンデータを利用する』
『数字の意味とは』

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■16万部を超えるメルマガ
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当社が発行しているメルマガの累計発行部数16万部。

 当社は「通販」をやっておらず、購入者を読者に誘導することもなければ、
メルアド集めのプレゼントキャンペーンもしたことがありません。
純粋な「読者」だけでの数字としては、それなりの数字とは手前味噌ですが、実はこのメルマガの今年の平均発行部数は550部前後。
16万部という数字は「累計」です。
発刊から10年を超え、通巻317号を単純計算したものです。

 予告通り今回は、数字の見つけ方を紹介します。
大きな数字には耳目を集める効果があるので、本稿のタイトル用に探して見つかった「数字」が「累計16万部」です。
実は前段落は「数字の見つけ方」の練習問題。
その他の用途として使える数字を先の文章に2ついれてあります。

あなたは気がついたでしょうか。

 前回も指摘したように、広告が下手な企業は、数字を見つけ出すのが苦手です。
つまり、数字の見つけ方を身につければ、効果的な広告を作ることができるようになります


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■長短は裏表
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 まず、広告的に数字を利用する際、見つけ出した数字を、そのまま利用する必要はないということを覚えてください。

 広告は学術論文や調査報告書ではなく、お客に与える印象が最優先されるからです。
「550」という平均発行部数は、なんとく収まりの悪い数字です。
だからといって「555」にすれば作為的すぎますし、多少でも「水増し」をしていることになります。
そんな時はむしろ減らします。切りの良いところで500部とするのです。そして

"世界中で500人だけがゲットしている情報(メルマガ)"

と切り出します。メルマガの読者数として500人は少ない部類でしょう。確かに発行部数は影響力に比例します。
 しかし、それだけ多くの人が情報を得ていると言うことは、情報を得たアドバンテージが減るということです。いわば「皆が知っている情報」です。

 一方「皆が知らない特別な情報」を入手して、ライバルに差をつける・・・という切り口に立てば、500というのはなかなか納まりの良い数字に見えてきます。
 ちなみに当社発行のメルマガのタイトルは『伸びる会社は知っている』です。

 信頼感を演出するならこちらの数字。

"お陰様でメルマガ創刊10周年。11年目も応援ください"

 継続性を大切にする日本人は「○周年」にとても弱いものです。


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■チャンピオンデータを利用する
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 メルマガも10年継続しているとなれば、そこそこ誇れる歴史と自負しています。
実際、同じ時期に始めた人は、一人の例外もなく廃刊しているからです。
メルマガの担当をしていれば、誰もが頷くことでしょうが、「継続」はもっとも困難な事業なのです。
そして創業した企業の9割が10年後には廃業しているというデータもあるように、一般の企業においても「社歴」は自慢できます。
 つまり

"創業から○年"

 というキャッチコピーは信頼と安心感を与えてくれます。
ネット通販事業への参入は最近だとしても、リアルでの事業の年数を加算することで「自慢できる社歴」を見つけ出すことができます。

 一方、社歴が短いからと悲嘆することはありません。
むしろ、数字を見つけやすいのですから。創業間もない会社なら、

"当社史上もっとも売れた○○""創業以来一番人気"

 といった数字を見つけるのは簡単です。
例えば創業初日に売れた数字は、すべて「史上最高」ですし、新商品の滑り出しがよければ「最速」を誇れます。
いわば研究機関などが「チャンピオンデータ」と呼ぶ、もっとも輝かしい数字を、社歴の短い会社は用意しやすいと言うことです。
これが創業100年を超えた企業になると、そう簡単に見つけることはできません。

 冒頭の文章にはもうひとつ「317号」という数字を登場させていました。
これも加工次第で、多少の見栄えを良くすることはできますが、中途半端は否めず、他の数字があるなら無理して使う必要がない。

つまり数字を見つける作業において、不用な数字を「見捨てる」ことも重要なのです。


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■数字の意味とは
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 はてさて、ここまでの説明に自画自賛の数字が役に立つのかという疑問を持つかも知れません。
その通り、自画自賛に我田引水を足しても足りないほどのご都合主義です。
しかし、そこにこそ、広告における数字の正体があります。

 例えば10万人の読者を持つメルマガの発行者からみれば、500人などものの数ではありません。
しかし、50人の読者集めにも苦戦する執筆者からすれば10倍の読者数です。
何億冊もコミックが売れている漫画からすれば、年収400万円ほどのライターの年収は、はした金かも知れませんが、無料のブログを更新し続ける作家見習いからみれば、生活ができているだけで尊崇の念を抱くことでしょう。

 つまり、数字に説得力や迫力を感じるのは、提示した数字を「すごい」と思う人々だけなのです。
少々哲学的な表現となりますが、広告においての数字とは、万人共通の尺度ではなく、数字に価値を覚える人にしか通じない情報だということです。平易な表現にすれば

「分かる人だけ分かれば良い」

のが広告における数字。だから自画自賛でよいのです。
むしろ自画自賛こそが、数字を見つける上での重要なコツです。


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