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「上手くいっていない」ことを誰にも相談できない・・・・・自己啓発本には載っていない現場視点の「孤独な社長の裏マニュアル」です。

有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第87回】「写ルンです」から5Gへ。令和時代のWebの「常識」

2019年06月25日|トラックバック(0)

POINT

『騒動の裏側で』
『YouTuber「みやわき」』
『テレホーダイの時代』
『「写ルンです」の時代』

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■騒動の裏側で
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 女性向けファッション誌が、とある与党とコラボレーションした広告が、局所的に「炎上」していました。平たく言えば「タイアップ広告」で、広告業界の裏側を知るものとしては「え?それ騒ぐ?」と呆れておりました。いわゆる「マス・メディア」は、日に影に「タイアップ」ばかりしているからです。

 一方、このコラボについて、事情通のあいだでは「雑誌広告」の不振が指摘されています。かつて、女性向けの広告は、ファッション誌が主戦場でしたが、いま、とりわけファッション系は、有名モデルやタレントの「インスタグラム」に移っているというのです。こんなところからも「ネット」へのシフトが、進んでいることを確認します。

 インスタグラムといえば、「写真共有サイト」と紹介されていましたが、いまや「ブログ」であり「動画共有」サイトで、いうなれば「アメブロ」と「ユーチューブ」を足しっぱなしにしたようなもので、とても大きな存在となっています。

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■YouTuber「みやわき」
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 はてさて、手前味噌ながら、小欄でもたびたび紹介させていただきましたが、私はいまや「ユーチューバー」。この6月にチャンネル登録者が25,000名を突破し、配信する番組の大半が、2万回以上の再生を数えるようになりました。有名ユーチューバーの「ヒカキン」さんや「はじめしゃちょー」さんなどの、足下にも及びませんが、高校生の甥に話すと「スゲー」と驚かれるぐらいの数字ではあるようです。

 ネットで情報を発信するようになって二十年ほどになります。日記型掲示板、メルマガ、ブログ、mixi(懐かしい!)、そしてツイッターと、ほぼ流行り物に手を出してきましたが、動画の「反響」はこれらの比ではありません。とりわけ、これまでの「ネット媒体」は、ネットで得た人気から「マスコミで紹介される(デビュー)」が、ひとつの到達点でした。

 ところが、ネット動画は「地上波テレビ」を凌駕する存在感を発揮しております。何せテレビ朝日が全面協力した「アベマテレビ」はもちろん、テレビ東京は、独自のニュース番組をユーチューブの公式チャンネルで配信するようになっております。つまり、それだけで完結している媒体といって良いでしょう。これを通販サイトはもちろん、企業サイトが利用しないのはもったいない話です。

 動画なんてウチには必要がない。と、いう企業はまだ少なくありません。というより多数派といっても良いでしょうか。

 ネット界隈は、自己宣伝という「ポジショントーク」のために、「これからは○○だ!」と「予言」をする人が多く、比較的最近の事例では「オウンドメディア」や「バイラルマーケティング」などもこれに当たります。どちらも二十世紀のWebの時代から、存在したネットマーケティングの手法を言い換えたに過ぎません。

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■テレホーダイの時代
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 私はそれらと一線を画すために、こうした「予言」は極力避けてきましたが、「ネット動画」に関しては、今後の主流になることだけは避けがたい未来だと「予言」しておきます。なぜなら、この流れは変えられないからです。

 例えるなら、携帯電話が普及し始めた当時、固定電話で十分だと主張する人は少なくありませんでした。いまでも「ガラケーで十分」という人もいますが、いずれかの時にのりかえることになるでしょう。人は便利に逆らえないという面と、社会は多数派により常識が書き換えられるからです。固定電話にしても、「メタル回線」の終了がアナウンスされており、ガラケーにしても、新端末が開発・発売されなくなれば、選択肢がなくなるからです。

 それは通販サイトも含まれる、ウェブの世界も同じくです。

 深夜から明け方までは、利用し放題だった通話回線を利用したネット接続「テレホーダイ」の時代、サイトに「写真」を掲載することは注意が必要でした。いまのスマホの画面幅ぐらいの画像を表示するのに、30分以上かかることがあるほど、通信速度も容量も貧弱だったからです。

 その「画像」にしても、使い捨てカメラ「写ルンです」で商品撮影し、それを写真屋で現像してから、「スキャナー」で読み込むなど、手間も時間も費用もかかりました。デジカメが普及し・・・というより、いまや「スマホ」でプロ品質の「画像」が撮影できるようになり、サイトに「キレイな商品写真」を掲載するのが当たり前になっています。

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■「写ルンです」の時代
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 昭和時代に青春を過ごした世代には、「写真に映るのが苦手」という人もいますが、カメラ付きケータイ(写メ)が初めて世に出たのは2000年のこと。つまり、物心つく前から「写メ」があり「プリクラ」がある世代が社会にでてきています。そして間もなく、思春期に短編動画投稿サイト「TikTok」で遊んだ世代が社会人となります。もちろん、この世代もお客さまです。

 また、わが国の人口ボリュームゾーンである「団塊の世代」のなかには、こんな意見もあります。

《スマホの画面では文字が読みづらいが、動画は楽に見られる》

 さらには、来年から大容量、高速通信が可能な、つまり「動画向き」の「5G」が始まるとのことです。こうした変遷を線でつなげた先に「ネット動画」があるというのが私の見立です。

 時代は変わっていきます。いずれ、動画コンテンツは常識となり、珍しくもなくなりますが、まだ、同業者が手がけていない時こそが、「先行者利益」を得られるチャンスです。

◆社長のための裏マニュアル
「動画」が当たり前の時代になる

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