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「上手くいっていない」ことを誰にも相談できない・・・・・自己啓発本には載っていない現場視点の「孤独な社長の裏マニュアル」です。

有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第82回】ネット動画という新しい「販路」

2018年08月27日|トラックバック(0)

POINT

『セブンも利用するネット動画』
『客の属性が明らかになる』
『ネット業界が遅れている』
『ネット通販にはお手本がある』

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■セブンも利用するネット動画
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 本サイトでも先日「フリックショッピング対応動画」というセブン&アイの取り組みを紹介していました(「イーシージン」の記事紹介)が、もはや「ネット動画」は、「ネット通販」における新しい「販路」となりつつあります。それを裏付けるかのように、ネット通販の雄「アマゾン」の商品紹介や、購入者のレビューに、次々と動画が投稿されています。

 電車内でのスマホ利用といえば、LINEやゲームが定番でしたが、ネット動画を見ている人が増えているように感じます。それというのも、いまやインスタグラムやTwitterもネット動画のプラットフォームになっており、近頃にテレビCMが大量放映されている「Tik Tok(ティックトック)」もそのひとつとなっているからです。

 あとは「取り組むか、とりのこされるか」。今回はネット動画の実際と利点と、そして始めるときの「お手本」を紹介します。ちなみに私も「みやわきチャンネル(仮)」というチャンネルより、ほぼ毎日、ネット動画を配信しております。


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■客の属性が明らかになる
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 ネット動画は若者しか見ないだろ。これは間違いです。

 YouTubeでは配信者用に用意された「クリエイターツール」という機能を使って視聴者の属性を確認できます。私の動画は、時事ネタを扱っているということもありますが、若者は少数で主要な視聴者は40才以上です。すでに「テレビは見ない」という生活習慣は、世代を問わず浸透し、テレビの代替としてネット動画をみているということです。

 若者においては、有名ユーチューバーの動画を、ネットに接続したテレビ画面で見ながら、身内や同世代の配信する動画をスマホで見るといった「動画と動画のながら視聴」という視聴スタイルも登場しています。

 クリエイターツールでは、視聴者の年齢層、男女比など、細かな視聴記録が分かります。これはネット通販にとっては、大きなアドバンテージになるのではないでしょうか。例えば若者をターゲットとして作った動画が、実は中高年に支持されているとなれば、顧客層の再設定など、マーケティング戦略を見直すことができるからです。

 それも手伝ってか、いわゆる「テレビCM」に取り組んでいる超大手企業が、続々とネット動画の広告に出稿しております。YouTubeを見ていると、私の住む地名を織り交ぜ、「足立区の皆様へ」と題された宅配ピザ屋の広告が表示されることもあります。ちなみに宅配ピザも「ネット通販」です。


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■ネット業界が遅れている
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 いま「検索連動型広告」などで「広告費」を使っているなら、その対象に「ネット動画」を加えても良いでしょう。YouTubeはこんなアナウンスもしています。

《YouTube 広告のエキスパートがアカウントの設定をサポートします。1 日あたり 1,000 円以上ご利用の場合は無料でご利用いただけます。

 検索連動型広告の効果が落ちているという声も耳にする一方、体感値ながら、ここ数ヶ月で広告バリエーションが増えております。つまり、すでにネット動画は「販路」のひとつになっているということです。また、2年後には次の通信規格「5G」も始まる予定で、大量のデータを扱う動画にとっては追い風です。ちまちまと文字を追う「検索&コンテンツ」より、「動画でサクッと説明して」という需要はより高まっていくことでしょう

 一時はネットに大きく引き離され、置いてけぼりにされた「出版業界」は、積極的にネット動画に取り組み、「週刊文春」は突撃取材時の独自動画を会員向けに配信し、新たな収益源としていますし、文字ばかりでお堅いイメージだった「オピニオン誌」の筆者の多くが、いまは動画で語っております。むしろ通販も含めた「ネット業界」は、他業界と比べてネット動画に「のりおくれている」といって良いでしょう。


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■ネット通販にはお手本がある
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 ただし、ネット動画には克服すべき唯一にして絶対の課題があります。

 何十時間かけて作った動画だとしても、つまらなければ誰も見てくれません。反対にありきたりのことをつぶやいているだけなのに、何十万人の視聴者が共感しているネット動画もあります。番組を作るには、それなりのノウハウと同時に、エンタメ性を盛り込まなければならないということです。私自身は幸いにして、人前で話すことを苦手とせず、営業マン時代に仕事をとるより、笑いを取ることに情熱をかたむけていたことも助けとなって、それなりに視聴者に喜んでいただいておりますが、すべての人にできるとは言えません。

 しかし、ご安心ください。「ネット通販」には「お手本」があります。お手本を「完コピ」するだけで、一定のクオリティに達します。それが「テレビショッピング」です。あれは、彼らが磨きに磨き、練りに練った「作品」なのです。商品紹介の仕方、カメラワーク、カット割り、問いかけ方などを「参考」にします。するとセットやタレントは使わずとも、それなりの仕上がりになることでしょう。もちろん、最初からプロの動画制作会社に頼むという方法もあります。
 
   ネット動画は「YouTube」の他にも、国内では老舗の「ニコニコ動画」や、サイバーエージェントが提供する「フレッシュライブ」などがあり、それぞれにすべて同じ番組をながすこともできます。


◆社長のための裏マニュアル
もはやネット動画は「販路」だ

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