Home > 通販支援Blog > EC運営 > 誰も語らない現場の経営論! > 【第91回】無人宅配はいますぐにでもできる技術

EC運営

誰も語らない現場の経営論!ナビゲータ写真
記事一覧へ

「上手くいっていない」ことを誰にも相談できない・・・・・自己啓発本には載っていない現場視点の「孤独な社長の裏マニュアル」です。

有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第91回】無人宅配はいますぐにでもできる技術

2020年02月26日|トラックバック(0)

POINT

『YouTubeでは言えない「コロナ」』
『通販のボトルネックとは』
『のどかな宅配便時代』
『近未来の宅配便と課題』

──────────────────────
■YouTubeでは言えない「コロナ」
──────────────────────
 新型コロナウィルスが猛威をふるっております。
 イタズラに不確かな情報を発信するわけにはいかないので、細かな事は割愛しますが、正しく知って、正しく恐れる。これが大切だと考えます。

 そして、この新型コロナウィルスと言えば、今YouTube界隈では、この言葉を発すると「すべての広告主に適していません」と、広告がつかない状態が続いております。
 デマ情報の拡散を恐れると言う理由から、Facebook、ツイッター、そしてグーグルの検索結果なども「規制」されています。理由はもっともなのですが、お医者さんなどによる、正しい情報の発信も、一律に規制されています。
 デマを考えれば、致し方がない思いつつ、ネット情報を多様な情報源のひとつとして考えたときに、正しい情報の発信ができないと言うのはいささか困ったものです。いや、正しくは、情報発信はできるのですが、正しい情報を発信すると「収入」が減るという仕組みに首をかしげているということです。

 一方、これはネットが重要な社会インフラになったと言う事でもあります。そして、ここにきて、ネット通販の置かれている状況もいささか変わってきております。

 今回はネット通販の近未来について、少しお話ししておきたいと思います。

──────────────────────
■通販のボトルネックとは
──────────────────────
 今回の騒動で少しふれておけば、「マスク」が全国的に品不足になりました。とはいえ、2月の中旬ぐらいまでは、「探せばある」というレベルだったのですが、この手の話しは「拍車」がかかるので、日を追うごとに見つからなくなりました。
 そして品薄といえば「オークションサイト」が注目を集め、今回は「フリマサイト」や、大手通販サイトでも「高値販売」が確認されました。

 これに、各社が「待った」をかけました。
 本来、出品者、出店者の自由である価格に、それぞれの運営会社が「待った」をかけたのです。これも「ネット通販」が社会インフラになった傍証と言えます。

 一方、今、ネット通販の最大のボトルネックは、輸送費や運賃ではないでしょうか。ここ数年来の、人手不足で配送料はある意味高止まりしています。人手不足なので致し方がない面があり、十数年前の運賃の価格競争の時代が、「安すぎた」という言い方もできます。

 とりわけ最大のボトルネックは、宅配の再配達です。
 私自身、かつて宅配便業者でアルバイトをしていたことがあるので、その実情については、それなりに詳しいのですが、荷物を集めてから各配送所の拠点に届けるまでは、ほぼ遅滞なく、システマティックに動くものです。
 問題は、各ご家庭に届けたとき、そこにお客様がいない、いわゆる「不在」です。

──────────────────────
■のどかな宅配便時代
──────────────────────
 私がアルバイトしていた時代は、いわゆるお隣さんやご近所に「預ける」ことが、まだ見逃されていた時代でした。許されていたのではなく「見逃されていた」です。

 宅配便のスタッフは「地域」を担当します。私が受け持ったのはある待ちの「3丁目」と「4丁目」です。道は地図を片手に実地で覚えていくのですが、配属されてまず、その地域を担当している、社員からレクチャーを受けるのは、ご近所情報でした。
 AさんとBさんは、仲良しだから、荷物を預けて大丈夫。CさんとDさんは、兄弟だけど仲が悪いから、絶対に預けちゃダメと言った、今なら問題になるような個人情報でした。

 とはいえ、これを利用して再配達を極力減らすのが、宅配現場の腕の見せ所だったのです。当時は再配達の依頼も、午後6時までで、お客さんにとってもメリットがありましたし、実際、当時、私が住んでいたアパートは、「主」のような住民が、荷物を全て預かってくれ重宝したものです。

 もちろん今はこんな事はほとんど許されないので、宅配ボックスなどで代替しています。
 今後も宅配ボックスは利用されるでしょうが、数年単位の近未来には、集合住宅の宅配は無人配達されると私は見ています。

──────────────────────
■近未来の宅配便と課題
──────────────────────
 無人配達=自動運転ですから、今春より順次実用化される「5G」も、これを助けると思いますが、URや大規模マンションなら、いまの技術でも充分に実用化できます。

 まず、自動運転のネックは「人身事故」です。事故が起きたときの法的な責任が、まだ明らかになっていません。しかし、集合住宅のなかや、その周辺の荷物の配達ぐらいなら、交通事故がおきても重大事故になることは、考えにくいモノがあります。

 とりわけ「集合住宅」としたのは、いまの建築物は、すべてCADと言われる電子データで設計されているので、このデータを無人宅配のマシンにインプットすれば、「地図情報」は完璧です。しかも「立体情報」を持ちます。これに赤外線や電波による「対人対物センサー」をつけ、携帯の基地局との位置情報を連携すれば、いまの技術で充分に可能です。

 設計図には、建物の外のエントランスなんかも描かれているで、例えば公団や、大規模住宅の一部に、その地域限定の配送センターを作り、そこまでは「配送業者」が届けて、そこから先のいわゆる「ラストワンマイル」を、無人配達マシンが配達するということです。

 こうして機械化、自動化が進めば、コストはおのずと下がってきます。技術は必ず人を助けるのです。ただし問題は、この恩恵は等しく皆が受けるので、自分のお店だけ得をすると言う事はないと言うことです。

 つまり、ネット通販業者にとっては、より「お店の魅力」が重要になってくるということ・・・やっぱり、基本は王道だということでしょうか。

◆社長のための裏マニュアル
宅配は無人化する・・・と、思うよ。

トラックバック(0)

・このブログ記事を参照しているブログ一覧:

【第91回】無人宅配はいますぐにでもできる技術


・このブログ記事に対するトラックバックURL:

https://www.scroll360.jp/mt/mt-tb.cgi/2523

リピート通販360°ロジスティクス

コンビニ受取サービス

Home > 通販支援Blog > EC運営 > 誰も語らない現場の経営論! > 【第91回】無人宅配はいますぐにでもできる技術