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「上手くいっていない」ことを誰にも相談できない・・・・・自己啓発本には載っていない現場視点の「孤独な社長の裏マニュアル」です。

有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第2回】本当に「ツカエル」制作業者の選び方

2009年02月23日|トラックバック(1)

POINT

『ブログ指導料という費用科目』
『リニューアルを断ったケース』
『のれんをくぐるとフランス料理屋』
『丸投げという選択肢』

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■ブログ指導料という費用科目
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連載をしているWeb担当者フォーラムで「「Web担当者フォーラム 制作料金相場早見表」が発表され物議を醸しました。「はてぶ(はてなブックマーク)」では「高い」「いや安い」と様々なコメントが踊りました。

相場があってないホームページ制作業界ですから当然ですが、私は「制作料金」しか記されていないことに首をひねりました。「ホームページは更新が命」。古くて新しいテーマで、ブログの興隆や「Web2.0」も同じ轍(わだち)にあります。ならば「保守・管理」または「更新料金」という科目は欠かせないと考えるからです。料金表には「ブログ設置」という科目があったので、制作後は自社管理という前提で企画されたものかもしれませんが、ならば「ブログの書き方の指導料」が必要でしょう。

なぜなら日常を書くことで「親近感」を演出するだけなら素人でもできますが、ブログへの訪問者を集めつつ「本業」への興味をそそらせる「商売用の文章(または商売に絡めるブログエントリー)」を書くのは難しいのです。

今回も社長必見「制作業者の選び方」です。


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■リニューアルを断ったケース
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見積もりに「ブログ設置」とあり「指導料」がなければ「作るだけ」の業者と判断していいでしょう。悪いというのではありません。自分たちで商売用の文章が書けるのであれば不要ですし、更新作業にしても粋なキャッチコピーを考え、商品撮影から画像の加工までできるのならば余計な費用を払う必要はありません。しかし、御社に必要な「業者」はそれでよいのでしょうか?

先日、弊社へのリニューアル依頼を丁重にお断りしました。無駄になると判断したためです。ホームページで何がしたいのか、どんな客を集めたいのか、何を売りたいのかが決まっていないのです。

「全部」を成功させるには広告費の大量投下が避けられず莫大な予算が必要となります。費用対効果を求めるなら「一点突破全面展開」。これは得意分野、特化した領域で客をつかみ、順次幅広く対応していく戦術です。相談者に必要なのはまずこの「一点」を見つけ出すことだったのです。そこで「一点突破」のための「ブログの書き方」をレクチャーしました。


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■のれんをくぐるとフランス料理屋
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商売人(発注者)の側に立ったときに「ツカエナイ」制作業者は少なくありません。これは能力不足というより価値観の違いです。
「プロ」に発注したのだからと成功を夢見ますが、多くの制作業者は「作る」ことが仕事で、商売の成功はクライアント側による部分が大きいと考えます。そのため商売用の文章の書き方を知らない業者もあり、痒いところが放置されることは珍しくありません。

ホームページ制作業は出自により性格が異なります。ざっと記します。

登録代行、サーバー販売、機器レンタル、印刷、広告代理、プログラマ、コンサルタント、情報起業家・・・・

産業としてはまだまだ新しいので仕方がありませんが、縄のれんをくぐるとフランス料理店だったり、テラスのあるラーメン屋だったりするように、同じ「ホームページ制作業」の看板があがっていても提供されるサービスや料金体系が異なります。だからこそホームページの「制作業者」を選ぶのはとても重要で「社長」の専権事項です。

なぜなら「ホームページ」はインターネット支店、会社の分身でそれを託す業者を選ぶのです。たかがITやネットに詳しいだけの社員にさせる仕事ではありません。


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■丸投げという選択肢
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「ツカエル」制作業者を探す方法は「保守契約」、もしくは「成果報酬」に対応しているかどうかです。これがあれば詳しく尋ねてみてください。名目は異なっても、毎月代金が発生する料金システムを用意している制作業者ということです。

商売用ホームページではコンテンツの充実はもちろん、各種季節イベントの仕掛けといったこまめな更新は売り上げと連動します。
営業時間や発送方法の変更などのたびに社員が残業するのは大変ですし、業者に見積もりをとっていたのでは時間を浪費します。業者にとってもっとも難しいことは新技術の習得でも最新デザインをフィーチャーすることでもなく「集客」です。実は「作るだけ」ならとても簡単で、それだけにライバルも多く価格競争に巻き込まれています。繰り返しになりますが「ホームページは更新が命」です。そこで商売人と業者の利害が一致します。つまり「保守」という項目は商売人の負担を軽くし、業者の苦手を補う「Win=Win」のシステムで「商売」を知っていれば外せない商品なのです。

但し2点注意が。「サーバ(ドメイン)利用料」を「保守」としている場合はこの限りではありません。「成果報酬」については「検索順位」が対象なら詐欺まがいの業者もあります。「成果」の対象は売り上げや粗利で、保守は更新コミで。

この不況下に売り上げを伸ばしている「ヤスリ.jp」を先月紹介しました。業者に「丸投げ」しています。社員への給料と保守料金を比較しての「経営判断」、そう社長の仕事です。ちなみに「保守」を嫌がる業者もいます。それは教育商材を売り逃げする業者のように効果がハッキリする前に「ドロン」と。


◆社長のための裏マニュアル
「自社の不足を補うのが制作業者。吟味と決定は社長の仕事」

 

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