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「上手くいっていない」ことを誰にも相談できない・・・・・自己啓発本には載っていない現場視点の「孤独な社長の裏マニュアル」です。

有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第13回】浪費は最上の師匠。電話で注文したい人もいるという事実

2010年01月25日|トラックバック(0)

POINT

『伸びる会社は知っている』
『だれよりもネット通販マニア』
『商品説明の謳い文句も』
『勉強は身銭を切ってするもの』

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■伸びる会社は知っている
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学生時代、私の周囲に集まってくるのは同性ばかり。それが理由かは分かりませんが、弊社のサイトで発行しているメルマガ「伸びる会社は知っているの読者にIT業界人が少なくありません。
「所属」が分かるメールアドレスでみれば、この半年に新規登録された8割が「同業者」です。同業者のメルマガを読むことは決して悪いことではありませんが、公開されている無料情報は表面的なもので核心に迫ることは困難です。また、私に限って言えば核心については対面でしか語りません。その説明の過程で「失言」が多いことも大きな理由ではありますが、つまびらかにすることは既存顧客の利益を損ねるからです。そしてこれはどの会社、業界でも同じで、立場を入れ替えれば理解できることでしょう。

そうはいってもライバル会社の手の内は知りたいところ。通販会社ならばとても簡単な方法でライバル会社のノウハウを仕入れることができます。と、踏み込む前に本稿もスクロール360サイト内の「無料情報」ですが、内容は表面的ではなく実戦的。それは拙文ながらも稿料を頂戴しており、ギャラをいただけば本気を出すのはプロとして当然のことです。


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■だれよりもネット通販マニア
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書籍、雑誌、ワイン、ビール、洋服に自動車保険、年賀状、名刺、そしてカニ。これらはネットで購入したものです。徒歩5分もせずにスーパーマーケットがありますが、「ネットスーパー」も利用します。ネット通販を利用するのは必要性や利便性ではありません。「手の内」を知るためです。そうです。ライバル会社から「購入」すればノウハウを仕入れることができます

ソーセージを注文してソーセージが届くのは当たり前ですが、売れていると評判の店では「美味しい食べ方」をまとめた小冊子が同封されており、こうした小さな心配りはネット上では公開されていません。梱包にも個性が滲み、乱雑に「巻いてあるだけ」で届くワインより「木箱」にはいっているほうが興奮します。お客様アンケートを集める方法も各社各様で「お客様へ」と題された商売に対する熱い思いを長々と述べた後、「あなたの声を聞かせて欲しい」 という求愛にも似たお誘いもあれば、紙切れ一枚でFAXしろと促すものの割合は高く、アンケートそのものがないというところも珍しくありません。

商品到着後も油断できません。宅配便会社の「配送状況」をチェックしているかのように、届いた直後を見計らって「無事届きましたか?」と、フォローメールをいれてきた会社には唸りました。


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■商品説明の謳い文句も
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注文している時ばかりではありません。天気が荒れると予想される時、ネットスーパーは注文が殺到して配達が遅れる可能性がある旨をあらかじめメールで知らせています。雨に濡れるのを嫌ってネットスーパーを利用する客が多いと言うことでしょう。

ネット通販を利用して気がつくことは数知れません。自社のサイトの「カートにいれる」ボタンを迷いもせずに探せるのは、自分が「答え」を知っているからで、客は不便と思っているのではないかという疑問に辿り着いたのは不便な通販サイトを訪問している時のことです。事務所の転居を知らせる「挨拶状」は「ネットで検索」 して1番目に表示された業者に発注することにしました。ところが、どこで注文が確定するか分からず結局2番目のサイトで発注しました。そこに決めた理由は「はじめて利用する方へ」と、初心者向けのナビゲートページの充実が「安心感」を与えてくれたことによります。ちなみに私は地元に印刷屋の知り合いは多く、そこに発注するほうが遙かに安心できるのですが「学びのチャンス」とネットを利用しました。


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■勉強は身銭を切ってするもの
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ある電化製品を買うにあたり、幾つか確認しなければならないことがありました。ところが「お問い合わせ」にはこうあります。

「返信は閉店後の発信となります。あらかじめご了承ください」

店頭販売もしており人手が割けない事情が透けて見えます。急いでいたので電話をかけ確認し、そのまま口頭で発注してハタと気がつきます。

電話で注文したい人もいるのではないか

メールが苦手な人もいます。ネットを信用していない人もいます。電話番号はサイト内の目立つ場所に配置することでこのニーズを拾い上げます。現在、工具販売の「ヤスリ.jp」ではネットより電話での注文の売り上げの方が大きくなっています。

これらはすべて「購入」により知ったことです。デフレが進み、 ネットでは無料が溢れています。しかし、勉強は身銭を切ってするもの・・・と、私は考えます。冒頭で述べたように「商売」に関するノウハウを無料で晒すお人好しはいません。その身銭のひとつが「通販」なのです。そして通販は「客の気持ち」も理解できて一石二鳥。ついでに気に入らないことがあれば「クレーム」をいれてみるのもオススメです。目から鱗が落ち、ファンになるような応対をする会社に出会った時の「感動」で一石三鳥となります。さらに購入したものを社員に分け与えれば、福利厚生となり一石四鳥です。

ちなみに、社名や名前が相手にばれたくない場合は、妻の実家や社員の自宅の住所で申し込みます。実名・実住所で物書き活動をしている関係上、ばれたくない時がありますもので。


◆社長のための裏マニュアル
「通販は最高のトレーニング」

 

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