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「上手くいっていない」ことを誰にも相談できない・・・・・自己啓発本には載っていない現場視点の「孤独な社長の裏マニュアル」です。

有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第17回】プロが教えない話し。制作業者の選び方<改訂版>

2010年05月25日|トラックバック(0)

POINT

『業者と客のトラブル』
『人情が違う近所』
『ご近所情報という応援団』
『都会より地方業者が得なわけ』

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■業者と客のトラブル
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一年ちょっと前に「ツカエル制作業者を探す方法」について紹介しました。詳しくは当該記事をお読みいただくとして「成果報酬」 か「保守契約」どちらかの契約プランをもつ業者をツカエル業者と結論づけました。ホームページというツールを理解していれば同じ様な方法に辿り着くからです。しかしこれには問題があることがわかりました。特に成果報酬はクライアント(発注者)側にも相当の知識が必要だったのです。

「売り上げ」か「粗利」のどちらを基準に報酬を決めるのか、 「粗利」の算出に「広告費」などの販管費は盛り込むのか否か、 「ホームページを見てから電話注文」の客は成功報酬の対象かどうかという議論ができなければ契約できないのです。実際に私の所でも「成果報酬」で持ち込まれた案件が、詰めていくうちに「保守契約」に変わっているお客さんも少なくありません。理由はこうした計算が「めんどう」だからです。

そこで今回は反省の意味を込めた「改訂版」。しかも制作業者という「プロが教えたくない話し」に踏み込んでみます。


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■人情が違う近所
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はじめに結論を述べます。ホームページ制作業者は

「近所」

が一番で、次は「地方」。特にネットに明るくないことを自覚しているのならば「近所」は「絶対条件」です。詳しくない人にネット関係の説明を電話で間に合わせるのは難しく、もちろん「メール」も同じです。その点、近所ならこう言えます。

「説明に来い」

対面でも分からないこともあるでしょうが、少なくともその態度から「誠意」だけは理解できます。分からないことは何度も質問し、互いの都合に合う日時を選び、足を運び、運ばれることで、知識不足を補って余りある「信頼関係」を深めることができるのです。もちろん「来い」と言うか「来てください」とお願いするかに人間性が表れる点はご注意ください。

そして近所の業者なら「スーパーマーケット」や「ガソリンスタンド」で会うこともあります。そんな取引先相手にいい加減なことなどできないのが人情というものです。遠く離れた業者がいい加減なことをするとはいいませんが、街角で出会うかも知れないというプレッシャーがなければ「ビジネスライク」に傾くのもまた人情というものです。


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■ご近所情報という応援団
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通販なら「クロネコヤマト」「佐川急便」などの配送業者に委託します。いわゆる「ユニバーサルサービス」ともいえる企業ですが、実は地域(営業所)により対応が異なり、遅い時間まで集荷をしてくれる営業所もあれば、集荷は無理でも営業所への持ち込みで対応してくれるところもあります。梱包資材が突然足りなくなった時に、代換え品を売っている店の情報といった「ご近所情報」を近くの制作業者なら持っている可能性が高いのです。

通販実績のある会社からすれば、配送時間の厳守はルーティンワークになっているでしょうし、梱包資材を切らすことなど論外でしょう。しかし、通販事業を始めたばかりの企業にとってトラブルは日常茶飯事で、ホームページ制作以外の知恵を貸してくれる業者は心強いのです。

もちろん全ての「近所の業者」がこうではありませんし、「地主のドラ息子」が「親の名前」だけで仕事をしていることもあります。発注するかどうかの判断は近所の気易さを活用し、契約前に何度か話しをしてみるといいでしょう。業者の話は理解できなくても「誠意」の有無なら感じとれるものですから。


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■都会より地方業者が得なわけ
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短期間での急成長を狙うなら発送代行、倉庫、サーバ管理、さらにネットマーケティングを一手に引き受ける大企業を選択する方が成長速度は期待できます。このとき、2番目のポイントとしてあげた「地方」の業者がお薦めです。

都内のホームページ制作業者は渋谷や新宿といった「都会」に集中しています。私は東京23区の北端「足立区」の中でもさらに「片田舎」のような地域で事業を営んでおりますが、都心の業者と比較して何が違うかと問われた時にこう答えています。

「所場代」

営業戦略の違いですから優劣で論ずるものではありませんが、都心は家賃や人件費が高く、一例を挙げれば渋谷の繁華街にある駐車場の月極料金は1台7万円を越えています。また都会にはライバル企業も多く、競争にかかる営業経費は料金に加算されます。対して、地方企業の料金設定は素朴です。あくまで一般論ですが。

業者の実力に都心と地方の違いはありません。インターネットに接続していれば「HTML5」についてもアドビの「CS5」 の最新情報に接する条件は渋谷も足立区も、青森県の八戸市でも沖縄県の久米島でも同じです。つまり所在地による情報格差はないのです。また地球の裏側の技術でも即座にキャッチアップして、自分に取り入れようとする「貪欲さ」は刺激に満ちた都会にある企業より上かも知れません。

地方にある業者がわざわざ東京(都会)の制作業者に発注する理由などありません。ホームページ制作業者はご近所や地方で。これも都会で営業している「プロが教えない話し」のひとつ。


◆社長のための裏マニュアル
「ホームページ制作の発注先に迷ったら近所、あるいは地方」

 

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