Home > 通販支援Blog > EC運営 > 誰も語らない現場の経営論! > 【第34回】クリスマスに便乗するみっつの方法

EC運営

誰も語らない現場の経営論!ナビゲータ写真
記事一覧へ

「上手くいっていない」ことを誰にも相談できない・・・・・自己啓発本には載っていない現場視点の「孤独な社長の裏マニュアル」です。

有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第34回】クリスマスに便乗するみっつの方法

2011年11月28日|トラックバック(0)

POINT

『無節操な日本人』
『基本はイベント』
『通販でできること』
『コラボという難題の解決策』

──────────────────────
■無節操な日本人
──────────────────────

「世界で一番熱心なキリスト教徒は日本人」といわれています。ハロウィンが終わると、イルミネーションが点灯し、街中がキリストの生誕を祝うクリスマス一色に染まるからです。西欧諸国ではせいぜい1ヶ月前の11月末からで、2ヶ月間、つまり1年の6分の1をキリスト生誕に費やしている国は日本ぐらいという揶揄です。

実際のところ、長すぎます。はっきりいえば消費者も飽きています。飽きていますが「祭り」といわれれば乗ってしまうのが日本人です。もちろん通販事業者としても「乗る」のが正解です。こうした無節操な日本人に首をかしげるわたしですが、舌の根も乾かぬうちにクライアントの販促ではハロウィンに便乗し、クリスマスを祝います。

例えば工具販売業や肩こり専門のマッサージ屋さんに乾物屋さんなど「ウチの会社には関係がない」という企業もでてくるでしょう。しかし、どんな業種でも乗る=便乗する方法があります。そこで今回はクリスマス便乗商法について


──────────────────────
■基本はイベント
──────────────────────

便乗することに抵抗があるでしょうか? しかし、かつてクリスマスと言えばサラリーマンが三角棒をかぶり、鼻眼鏡をかけ、手土産をもち千鳥足で歩いていました。このイメージはドリフターズのコントにより
作られたという説もありますが、要するに日頃真面目に働くサラリーマンが「クリスマスという祭り」に便乗して踊り騒いでいたということです。また40代以上ならバラクーダの「日本全国酒飲み音頭」を思いだしてください。「正月」や「花見」どころか、12月になると「ドサクサ」で酒を飲むほど、なにかに便乗するのは、ある意味において「日本人らしさ」なのです

クリスマスに便乗する具体的な方法をみっつ紹介します。もっとも手軽な方法が「イベント」です。店舗がある企業なら店頭での「ジャンケン大会」などもよいでしょう。じゃんけんしてお客が勝てば、割引やポイント還元をします。スタッフの多い店なら、AKB48のイメージにも便乗し、

クリスマスじゃんけん総選挙

と称して、スタッフごとにお客とのジャンケンの勝率を集計して、もっともお客にサービスしそうな人=つまり、もっともジャンケンの弱い人(MJY)を投票できるようにして、クリスマス当日に結果発表という二段構えの企画にすることでお客を巻き込み、結果を見に来るという来店機会の増加に期待します。


──────────────────────
■通販でできること
──────────────────────

通販ではできないよ・・・ということはありません。例えば電話やビデオチャットを使うなど工夫次第でじゃんけん大会は実現可能です。もっと簡単なものなら「スピードくじ」を同封するのもよいでしょう。「松竹梅」のいずれかが書かれた三角くじを商品と共に発送して、松竹梅の内容については

くわしくはWebで

と案内の特設サイトを用意するのです。わざわざサイトに誘導するのは、Web接触機会を増やす狙いです。連番の数字を同封した「特製宝くじ」でもよいでしょう。

つぎに予算があれば「プレゼント」です。クリスマス=プレゼント、自然です。しかし、ものあまりの豊かな日本では、商品を配るだけでは感謝されません。プレゼントにはセンスが求められます。ましてや年に一度の聖夜に便乗するのですから。そこで今年ならこんなメッセージ入りの「ポストカード」はいかがでしょうか。

「ご購入ありがとうございました。このポストカードをご購入いただいたものとして、一枚ごとに100円を被災地に寄付いたします。聖なる夜、あなたの優しさという光が被災地に届くことを願って。 (スタッ
フ一同)」

プレゼントするものは「商品」だけでないということです。また、これはサイトで大々的に謳わない方が洒落ていますが、「偽善上等」とするなら宣伝することは・・・正解です。偽善でもやらんよりは立派、と
わたしは考えます。


──────────────────────
■コラボという難題の解決策
──────────────────────

みっつめは「コラボ」です。もっとも難易度が高い方法ですが、ケーキ屋、ファンシーグッズ、花屋といった「クリスマス関連業界」はもとより、異業種とコラボするのもOKです。ネット通販の有無は問いませ
ん。実家の隣の米屋でも結構です。狙いは「イベント感」なのです。

「代々続く老舗の米屋が厳選した玄米を当店のためにご用意いただきました」

とすればどうでしょうか。ただのプレゼントではなく、提供されたという演出(もちろん、ご協力いただければ言うことはありません)がプライム感を高めるという狙いです。ちなみに米屋の大半は代々続いているものですが、いちいち断る必要はないでしょう。

スルドイあなたはもうお気づきでしょうが、ここで紹介したみっつの方法はそれぞれ組み合わせるとより相乗効果が生まれますイベントとプレゼント、プレゼントとコラボ。すべて揃うのが理想です。さらにスルドイあなたはもうお気づきでしょう。この「便乗商法」は、アレンジ次第でクリスマス以外でも使えることを。

そしてすっかり忘れていましたが重要なアドバイスを。

「祭りは便乗、便乗は実行」

最初から完璧にイベントをこなせる企業などありません。しかし、はじめた企業からコツを掴んでいくのが「祭り」であり「便乗」です。まずは始めて見ることが、なによりも肝心です。


◆社長のための裏マニュアル
なんでも便乗する。とにかく実行する


 

トラックバック(0)

・このブログ記事を参照しているブログ一覧:

【第34回】クリスマスに便乗するみっつの方法


・このブログ記事に対するトラックバックURL:

https://www.scroll360.jp/mt/mt-tb.cgi/1592

リピート通販360°ロジスティクス

コンビニ受取サービス

Home > 通販支援Blog > EC運営 > 誰も語らない現場の経営論! > 【第34回】クリスマスに便乗するみっつの方法