Home > 通販支援Blog > EC運営 > 誰も語らない現場の経営論! > 【第62回】モバイルフレンドリーとグーグルフレンドリー

EC運営

誰も語らない現場の経営論!ナビゲータ写真
記事一覧へ

「上手くいっていない」ことを誰にも相談できない・・・・・自己啓発本には載っていない現場視点の「孤独な社長の裏マニュアル」です。

有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第62回】モバイルフレンドリーとグーグルフレンドリー

2015年04月21日|トラックバック(0)

POINT

『本日よりスタート』
『文字サイズの問題』
『明確なスパム』
『グーグル・フレンドリーという視点』

──────────────────────
■本日よりスタート
──────────────────────

 いよいよ本日 2015年4月21日よりグーグルが、スマホからの検索結果に「モバイルフレンドリー」を反映させます。

 通販業者にとって、もはや「モバイルフレンドリー」は常識・・・といえるかに一抹の不安がよぎります。

 「モバイルフレンドリー」とは、パソコン版ではナビ(メニュー)と本文(コンテンツ・内容)が左右にならぶ「2カラム」を、スマホやタブレットからのアクセスでは本文だけの「1カラム」に切り替えるといったように、モバイル端末からの閲覧に配慮しているサイト。とグーグルが与える評価です。

 大半の通販業者は、ショッピングモールに出店し、テンプレートなりECシステムをレンタルしているので、すでに対応済みかと思われます。しかし、「満点」とはいいがたいサイトが少なくありません。

──────────────────────
■文字サイズの問題
──────────────────────

 とあるショッピングモールでは、会社案内などへのナビゲーションには「(PC)」と注釈があり、スマホからのアクセスでも「パソコン版」が表示されます。

 その文字は小さく、拡大しなければ読める代物ではなく、フレンドリーとはほど遠いものです。

 システム上の制約によるのかも知れませんが、CSSにより表示切り替えを実現するRWD(レスポンシブWebデザイン)的なアプローチで考えるなら、文字サイズはピクセルサイズを指定するより、端末の設定に合わせる「medium」や「small」といった指定の方が「フレンドリー」です。

 さすがに物販ページは「モバイルフレンドリー」となっていましたが、ここで目についた問題は「画像」です。見栄えの良さから、説明文を商品写真やイメージカットと共に画像化するのは、通販サイトではよく使われる手法です。その画像に添えられた文章が、スマホの縦画面では「読めない」のです。横幅720pxでギリギリ読める画像化された文章は、スマホの縦画面で横幅480pxに縮小表示されれば、単純計算3割以上の情報が間引かれてしまいます

 また、通信容量と端末の処理速度も上がっているとは言え、画像ばかりのコンテンツの「重さ」は、スマホネイティブな「アプリ」になれたユーザーには不快のひと言です。容量の軽い「文字」を活用した「フレンドリー」も検討すべきでしょう。さらにこのショッピングモールは、モバイルとパソコンを別ドメインで処理していましたが、そのアプローチは「モバイルフレンドリー」ではあっても「グーグルフレンドリー」ではありません。

──────────────────────
■明確なスパム
──────────────────────

 グーグルが推奨するモバイルフレンドリーのアプローチは「RWD」です。先のショッピングモールが実装している、アクセスする端末でURLを変える方法も禁じてはいませんが、好んではいないのは、かつてグーグルを苦しめた「スパム」と同じ手法だからです。

 スパムの手口はこうです。グーグルが情報収集するための「クローラー(ボット)」がアクセスした時は「アイドル情報」を提供しておきます。するとグーグルは「アイドルサイト」と認識し、検索結果に反映させます。検索結果から「アイドルサイト」と思ってクリックしたユーザーは、エロサイトや詐欺サイトに飛ばされる。つまり、クローラーとユーザーに、それぞれ別の情報を提供するということです。

 検索結果の信頼度が揺らぐので、昔からグーグルはこの手口の撲滅に取り組んできました。スパム行為を明示することは、隣接するそれ以外の手法を見逃しているという告白にもつながり、具体的な方法についてグーグルは「曖昧」にすることが多いのですが、この手口については公式にスパムとアナウンスしております。

 このショッピングモールは、かつて「検索システム」を買収したこともあり、グーグルに頼るつもりはないのかも知れませんが、グーグルからの流入が多いショップでは注意が必要です。

──────────────────────
■グーグル・フレンドリーという視点
──────────────────────

 グーグルはRWD以外のモバイルフレンドリーの手法を排除するとは言っていません。
しかし、グーグルが好む方法と、嫌う方法に差が出る可能性は否定しきれません
。減点はせずとも「グーグルフレンドリー」なサイトに「加点」されれば、相対的に結論に差が出るからです。そこで、自社ドメインによる通販サイトを持っているなら、こちらは独自の「RWD」で対応するか、「RWD」を実装しているカートシステムを検討しておくべきでしょう。

 ECの主戦場は「モバイル」になるという予測があります。新しい端末が登場するたびに礼賛するWeb業界の悪弊から鵜呑みにはできませんし、すでに昨年度は個人向けタブレット端末は出荷減となりました。スマホ端末の大型化の余波という解説もありますが、ガラケーの出荷台数の回復からも、単純に「スマホ一色」になると考えるのは早計です。

 その点、RWDはひとつのソースで対応できるので、メンテナンスは低コストで対応できますし、なにより「グーグルフレンドリー」です


◆社長のための裏マニュアル
グーグルフレンドリーという視点からのモバイル対応


キンドルストアで絶賛販売中!

『食べログ化する政治ネット世論と幼児化と山本太郎
http://www.as-mode.com/tabelog/index.html

『完全! ネット選挙マニュアル』
http://www.as-mode.com/net-election/index.html

トラックバック(0)

・このブログ記事を参照しているブログ一覧:

【第62回】モバイルフレンドリーとグーグルフレンドリー


・このブログ記事に対するトラックバックURL:

https://www.scroll360.jp/mt/mt-tb.cgi/2103

リピート通販360°ロジスティクス

コンビニ受取サービス

Home > 通販支援Blog > EC運営 > 誰も語らない現場の経営論! > 【第62回】モバイルフレンドリーとグーグルフレンドリー